11/13/2013

アンパンマン ライジング

先日アンパンマンの産みの親、やなせたかしさんの訃報がありました。
作品群はもちろん知っていたけど、
どんな人物だったかは亡くなって初めて気付くことだらけでした。
34歳で漫画家デビューし、アンパンマンがアニメとしてヒットしたのは69歳という遅咲きの作家人生。売れる前は舞台美術やラジオの脚本など漫画以外のさまざまな仕事を引き受けついたあだ名が”困った時のやなせさん”。
アンパンマン誕生のきっかけは24歳の戦争経験で
飢えに苦しみながらも、戦争の正義を信じて戦っていたが、
敗戦を境に自分たちの信じた正義は一変。悪魔の軍隊と呼ばれるようになり
“正義のための闘いなんてどこにもないのだ正義はある日突然反転する逆転しない正義は 献身と愛だ目の前で餓死しそうな人がいるとすればその人に、一片のパンをあたえること”という考えに至ったからだそう。
スヌーピームーミンなど見た目はゆるキャラだけど、
内容はガチな作品が海外には多いですがアンパンマンもまさそのスタイル。
タモリさん(オリジナルは赤塚不二夫)の名言で”難しいことを難しいまま言うやつ、あれ、馬鹿だよね”とあるけれど、噛み砕いて言える人は本日が分かっている人だと思います。噛み砕いた編集ができるよう今日も精進精進。

この曲の作詞もやなせさんでした。

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